Windows 10 以降の Windows アプリ開発におけるプラットフォーム考察 (1)
Windows 10 以降の Windows アプリ開発において
どのプラットフォームを使用するのがいいのかを考察してみたいと思います。
Visual Studio を使って開発できる代表的なアプリのプラットフォーム5種についてを対象にします。
- Universal Windows Platform (UWP)
- Windows Presentation Foundation (WPF)
- Windows Forms アプリケーション
- ASP.NET Web アプリケーション
- ASP.NET Core Web アプリケーション
Visual Studio 2017 で プロジェクトを新規作成する際、「Visual C#」は以下のように分類されています。
- Windows ユニバーサル
- Windows クラシック デスクトップ
- Web
- .NET Core
- .NET Standard
- クラウド
- WCF
- テスト
さて、それぞれのアプリがどこに分類されるかをまとめた表が以下です。
カテゴリー | アプリの種類 |
---|---|
Windows ユニバーサル | UWP |
Windows クラシック デスクトップ | WPF |
Windows Forms | |
Web | ASP.NET |
ASP.NET Core | |
.NET Core | ASP.NET Core |
「ASP.NET」と「ASP.NET Core」は明確に「Web アプリケーション」に分類されており、特徴と役割がはっきりしています。 今後順調に「ASP.NET」から「ASP.NET Core」へシフトしていくと考えています。
さて、残りの3つが大変です。
Microsoftは「WPF」と「Windows Forms」をクラシックであると位置付けており、アプリとしては「ユニバーサル アプリ」を推し進めたい気持ちが見え隠れします。
最も新しく Microsoft が推している UWP を使用することで、全てが解決するのであれば UWP でよいでしょう。
しかしそう上手くはいきません。
話が長くなりますので、次回に続きます。
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